ご利用の皆さまへ新人手術室看護師の研修状況

新人手術室看護師の研修状況

その1(気管挿管研修)

気管挿管は、全身麻酔で気道を確保するために気管チューブを挿入する方法です。気管挿管は医師が行いますが、素早く的確に気道確保ができるよう、看護師は適切に介助を行う必要があります。喉頭鏡やチューブを渡す向きから、固定の方法まで確実にできるよう訓練を行いました。今回は麻酔医師監修にて自分が挿管を行うことで更にスムーズな介助を目指した研修でした。

その2(ギプスカット)

患者役となり、指導のもとギプス固定からギプスカットまで一連の流れについて演習しました。患者役になった看護師は、ギプス固定やギプスカットを体験し、患者の恐怖感や不安な気持ちを理解し、不安を軽減するための声かけや気持ちに寄り添う看護の大切さを学びました。

手術室では全体研修以外にも年間40回の研修を行っています。 新卒看護師たちが手術室入職し、研修を重ねていくうえで、不安と緊張の表情が少しずつ緩み、自然な笑顔が多くなるよう、継続した研修を行っています。

© 2016-2026 社会医療法人 栄公会 佐野記念病院.