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顎関節症気味で口が大きく開かなくても 全身麻酔の時の挿管に支障はありませんか?

  • 2025.1.21

    ご存じの通り全身麻酔では人工呼吸のため気管挿管と言って気管に管を挿入して、その管を通して酸素を送り込みます。開口困難を具体的に問題とされるのは口を三横指以上、つまり自分の人差し指と中指と薬指を付けた幅の広さを開けることが出来ないこととしています。大体4.5㎝ぐらいです。
    しかし、開口障害があっても気管支鏡(胃カメラを細くした様なもの)を使用して管を入れることが可能です。当院でも開口障害があれば、麻酔医師が慎重に評価して麻酔に望み、その場合は麻酔医師2人から3人で協力して行います。またその他色々な方法がありますので過度の心配は不要です。

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